水晶肴肉は、中国江蘇省鎮江市の伝統的な名物料理である。今から300以上の歴史がある。
この料理は、豚足と呼ばれる蹄に近い部位の肉を原料として作られてる。硝酸と塩で漬けた後、ネギ、ショウガ、紹興酒などの複数の調味料と一緒に、たっぷりのスープに入れてとろ火でゆっくりとトロトロになるまで煮込み、それを冷まして煮こごりになれば完成である。
出来上がった水晶肴肉は肉が赤く皮が白く、水晶のように、なめらかにきらきらと輝くことから、「水晶」と称されるようになった。食べる時に、生姜細切りと鎮江酢をつけば、風味がより格別になる。