馬家のシュウマイは、瀋陽市の回族風味の軽食である。
馬春氏が1796年に考案し、200年以上の歴史を持っている。
馬家のシュウマイは、食材にこだわり、上等の小麦粉と米粉でシュウマイの皮を作り、うちもも、そともも、バラの三部分の牛肉をみじんにして餡を作る。シュウマイの皮はコシがあり、餡は柔らかく香ばしい。外観は蕾が膨らみ始める牡丹のようであり、見るとヨダレがたれ、手放せない。シュウマイを一口ほうばり、再び香菜を入れた羊のスープを飲み込む。この食べ方が多くの瀋陽人の馬家のシュウマイに対する思い出である。