大足石刻は重慶市大足区内の仏教を主要題材とする摩岩石刻(石窟)の総称である。世界文化財として世界八大石窟の1つである。
大足石刻群は75箇所の5万あまりの宗教石刻造像からなり、合計10万躯以上の彫像と10万字以上の銘文がある。石刻群の中で、宝頂山と北山摩崖石刻は最も著名で、いずれも仏教造像を主とし、中国晩期石窟造像芸術の典範とされている。大足石刻は規模が雄大で、芸術手法が精巧で、内容が豊富で、保存度が高く、世にも稀である。数多くの国内外政治要人や有名人は驚嘆したり褒め称えており、中外観光客にとって四川・重慶観光における必見の観光スポットである。
所在地:重慶市大足県北山路7号
アクセス:【重庆菜园坝】長距離バスターミナルと【陈家坪】長距離バスターミナルから、大足行きの直達便があり、片道で約2.5時間かかる。