九門口長城は、中国万里の长城の中で唯一の水上長城である。南端から、険しい峰と絶壁の間にあり、山海関方向から伸びて来た長城と連結している。風景の名勝である九門口一帯の山は、勢高くそびえ、巨石は高く険しく、谷は奥深く、夏秋の峰々は緑々と茂っている。長城は山勢が起伏しており、尾根に沿って北へまっすぐと現地の九江河の南岸へ伸びている。百メートルの幅を持つ九江河の上には、河を超える巨大な城橋が建てられており、長城は、ここから続けて、曲がりくねる山々の間を北へ伸びて行く。 2002年9月、九門口長城は世界文化遺産に登録されてた。
所在地:九門口長城は遼寧省綏中県李家郷新台子村内。
アクセス:九門口長城から山海関まで10キロ。夏の旅行シーズンには、山海関から九門口までの中型バスが運行されている。